薄毛はなぜ起こる?

■髪の毛は生え変わる

髪の毛は生えたら一生そのままではなく、成長しては抜け落ちるというヘアサイクルを繰り返します。そのため抜け毛があったからといってもそれがそのまま薄毛になってしまうわけではないのです。ヘアサイクルは成長期、退行期、休止期があって、休止期になると毛根部分の長さが成長期の半分から三分の一くらいになって皮膚表面近くまで押し上げられて、抜け毛となります。その後抜け毛となったところで髪の毛の成長が始まり、毛根部分が大きくなり、髪の毛が太く成長していきます。

 

■薄毛の症状

一言に薄毛といっても、薄毛の症状には2通りの症状あります。ひとつは抜け毛により頭髪の量が減ってしまい地肌が見えてしまう場合です。もうひとつは頭髪の量は変わらないものの、髪の毛が細くなってしまったために髪の毛のボリュームがなくなってしい地肌が見えてしまう場合です。

また薄毛の進行状態についても額の境界の髪の毛がどんどん後退していき、頭部が薄毛になる前頭型もあれば、頭部のつむじ付近から薄毛が拡大していく頭頂型もあります。またこめかみのあたりから薄毛になっていき、頭を上から見ると境界線がM字型になって薄毛が進行するM型といわれる進行状態もあり、薄毛の症状は人によって異なります。

薄毛は男性だけの悩みではなく女性にも薄毛の悩みがありますが、前頭型、頭頂型、M型といった頭部の一部が薄毛になる症状は男性に多く見られる症状です。女性の場合、加齢やストレス、ダイエットなどの原因により薄毛になることがありますが、女性の場合はびまん性脱毛症といって頭全体、広範囲にわたって薄毛になっていきます。

 

■薄毛の原因

薄毛の原因は人によって異なりますが、血行不良説、男性ホルモン説、脂漏説、頭皮緊張説といった4つの説が代表的な説です。血行不良説というのは栄養バランスに偏りのある食生活や肥満などによって血液がドロドロの状態になってしまい、血流が悪くなったことによるものです。血流が悪くなると毛細血管に栄養が十分に運ばれることがなくなり、髪の毛が成長するため栄養が不足して髪の毛の成長が悪くなるというのです。

一方、男性ホルモン説は男性ホルモンの影響で髪の毛が十分に成長しなくなるというものです。栄養が偏った食事や不規則な生活習慣、ストレスなどによってホルモンバランスが崩れて薄毛が発症してしまうというのです。男性ホルモン説には遺伝によるものもあるといいます。人間の体は遺伝子の司令に基づいて維持されているだけでなく、遺伝子によって両親の体質を受け継きます。両親が毛母細胞を萎縮させて、髪の毛の成長を阻害し頭髪にとって悪性の男性ホルモンに変化させてしまう性質を持っていた場合、つまり両親が薄毛であった場合、その性質を受け継いでしまう場合があるのです。

脂漏説は毛穴が詰まっているなど、頭皮環境の悪化によって髪の毛が十分に成長しないという説であり、頭皮緊張説は頭蓋骨と頭皮の間の血管が圧迫されることによって発生する薄毛で、髪の毛を常にきつく結っているとその部分が薄毛になるというものです。

薄毛の原因は、ひとつの原因によって発生するのではなく、複数の原因によって発生していることが多いといわれています。

 

■薄毛対策で薄毛を予防

遺伝による薄毛の場合は予防対策が難しいといえますが、そのほかの薄毛の原因については予防対策を考えることが可能です。例えば栄養が偏った食事や不規則な生活習慣による血行不良については栄養バランスを考えた食生活を心掛けたり生活習慣の見直しによって血行不良の改善を期待することができます。また髪の毛が十分に成長することができる頭皮環境作りについても、保湿成分配合のシャンプーを使ったり、マッサージするように髪の毛を洗髪するなど工夫をすることによって頭皮環境を整えることが可能です。薄毛対策は薄毛になる前の予防対策が大事です。

 

■セルフチェックをしてみよう

頭皮の血行不良はセルフチェックすることができるため、普段からセルフチェックを行って対策をしてみましょう。頭皮の血行は頭皮の色によって判定することができます。血行が良いときの頭皮の色は青白い色をしています。一方、頭皮環境が悪いと頭皮は赤茶色になります。頭皮が赤茶色になるのは鬱血している証拠で血行不良がかなり進んでいる状態です。栄養バランスのよい食事を摂るなど、血行不良の改善は日常生活の中でできることが多いため、セルフチェックして血行不良が確認できた場合は早めに対策を行いましょう。

   
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