パーマで薄毛になるのは本当!?

自由なヘアスタイルを楽しみたい人にとって、パーマは魅力的な施術です。しかしそこで気になってくるのが、パーマが頭皮や髪のダメージにならないかという点でしょう。パーマは薄毛の原因になってしまうのか、チェックしてみましょう。

パーマは頭皮の負担になる?

一昔前であれば、パーマを楽しむのは女性の特権でした。しかし現在では男性の間でもパーマを当てることが当たり前になっています。中には「パーマを使って薄毛を隠したい」と考えている男性も多く、実際に薄毛をカバーするためのパーマ方法なども考案されています。
とはいえ、パーマに飛びつくのは早計です。パーマをかけると薄毛になる、というのは大げさですが、パーマには髪によくない要素が多くあるからです。おしゃれを楽しもうとして薄毛になってしまっては意味がありませんし、薄毛を隠そうとして更に症状を進行させてしまっては本末転倒です。パーマをかける前に、正しい知識を身に付けておく必要があります。

パーマが頭皮によくない理由とは?

パーマが薄毛に繋がってしまう理由は2つあります。
1つめはパーマ液です。パーマをかけるときは、髪に1剤と2剤の2つの薬剤を使います。1剤はチオグリコール酸アンモニウム塩などのアルカリ成分、2剤は臭素酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどの酸性成分で作られています。髪の毛がケラチンというタンパク質でできているのはよく知られていますが、1剤はこのケラチンの中のシスチンを分解する働きがあります。還元剤である1剤でシスチンを分解し、2剤を使って酸化させ再び結合させることで髪の形を変える、これがパーマのメカニズムです。
問題なのはこの1剤です。一時的にとはいえ髪を構成している物質を壊すのですから、当然今生えている髪へダメージを与えることになります。一度パーマをかける程度であれば問題ないかもしれませんが、繰り返せばダメージは蓄積されていきます。そうなれば髪は徐々に細くなり、弱く切れやすくなるため、結果的に髪の量が減ったように見えてしまうのです。
2つめの理由は、髪を巻くロッドにあります。髪型を変えるためには、ロッドで強く髪の毛を引っ張る必要があるのですが、これは当然毛根に負荷を与えることになってしまうのです。

接触性皮膚炎に注意

パーマは髪の毛だけではなく、頭皮へもダメージを与えます。頭皮は弱酸性なので、アルカリ性である1剤は強い刺激になってしまい、結果接触性皮膚炎を引き起こすことがあります。
接触性皮膚炎になると、頭皮がヒリヒリしたり、赤くなったり腫れてしまうことがあります。更に症状が進むと炎症を起こして脱毛を起こします。近年は刺激の少ないパーマ液も開発されていますが、ダメージをゼロにすることはできないので注意が必要です。

どうしてもパーマをかけたいときは?

どうしてもパーマをかけたいときは、できる限り負担の少ない施術方法を選ぶことが重要です。
水パーマは負担がすくない施術の1つです。髪に水分を含ませてからパーマを行うのでパーマ液が浸透しやすく、髪に優しいと言われています。
弱酸性デジタルパーマも、ダメージを減らせると注目されています。頭皮と同じ弱酸性のパーマ液を使うため、頭皮への負担を最小限にすることができます。
男性であればボディーパーマもおすすめです。ロッドが大きく、髪への負担を減らしながら薄毛をカバーすることができます。

パーマをかけた後の頭皮ケア

パーマをかけた後は、ケアをしっかりと行うこと大切です。
まずパーマ後のシャンプーは避けるようにしましょう。パーマ液でダメージを受けた後の頭皮は敏感になっているので、洗浄力の強いシャンプーを使うと余計に負担になってしまいます。日を置いてシャンプーするときは、刺激が少なく、アルカリ性に傾いている頭皮を戻すために弱酸性のアミノ酸系シャンプーを使うようにしましょう。
ドライヤーも重要です。高温でかけると髪の水分が抜けてしまうので、低温で優しく乾かします。爪を立てたりして頭皮を傷付けないよう注意しましょう。

   
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