再生医療PRPって何!?

関節痛の痛みには薬を使った治療が必要になります。イミグランやボルタレンといった関節痛に効果のある治療薬は、通常、医師の診療を受けて処方箋を出してもらうことで入手することができます。
しかし、医師の診断を受けると大きな費用がかかる、病院に通うことが難しいという理由から、医薬品を使って対処しようとする人も少なくないでしょう。
中には日本製の医薬品より効果の高いという評価を得ている輸入医薬品を入手して使用する人もいるようです。輸入医薬品は個人で輸入するか個人輸入代行業者から輸入医薬品を購入することになります。

自己対策には限界も

そうは言っても自分での治療には限界もあるため、症状が改善されない場合には、病院に通うようにしましょう。
日進月歩で医学は進歩しているので、続々と新しい技術が開発されてきています。そして関節や骨のトラブルについても最近では治療方法に再生医療を検討することができるようになってきています。
人間は誰しも、生まれながらにして自然治癒力を持っています。その自然治癒力を利用した医療が再生医療です。

すでにスポーツなどの分野で活用されているPRP療法

実際の医療現場で使用されている再生医療のひとつにPRP療法があります。PRPとは、血小板を多量に含んだ血漿=多血小板血漿のことで、PRP療法とは、自分の血液の中に含まれている血小板が持つ組織修復能力を利用して治癒を目指す治療方法です。
PRP療法は歯科や形成外科など様々な分野で2000年くらいから、サッカーやメジャーリーグなどのプロスポーツの選手の怪我の治療などに使われるようになっています。
日本でもその流行に少し遅れて、現在は整形外科でスポーツによる怪我や関節炎にステロイド剤を使わない療法として使用されるようになっています。
PRP療法は美容医療のジャンルにも使用されており、肌再生治療などにPRP療法が行われています。

ポイントは、修復力

血液は赤血球・白血球・血小板と血漿によって構成されています。そして血小板には、血液を固める働きと組織の修復を促す働きがあります。
怪我をして出血したとき、軽い怪我の場合、しばらくすると血が止まり、やがて傷口が塞がっていきます。それは血小板の働きによるものなのです。
PRP療法では、血小板を多量に含んでいるPRPを傷めた部分に注入して修復力をアップさせます。

副作用の少ないPRP療法

治療には必ず副作用があり、特に効果の高い治療では大きな副作用がある場合があります。そかしPRP療法については、安全性の高い療法だといわれています。
というのも、PRP療法は患者自身の血液を採血して遠心分離機にかけ、多血小板血漿を取り出して使用します。
つまり自分の血液から作った多血小板血漿を利用するためリスクが少ないといわれているのです。一言にPRP療法といってもPRP療法にはいくつかの調製法があり、取り出した多血小板血漿を患部に投与する方法は目で確認して行ったり、超音波ガイドを使って行うなど、医療機関によって異なります。
また投与回数や投与間隔についても、医師の判断によって異なります。また患者の状態や一日でも早く故障部分を直したいといった目的によっても治療方法は異なります。
例えばプロスポーツ選手の場合、一日でも早く故障を直し、試合に出る必要があります。そのため治療期間を短く、できるだけ早く復帰ができるように治療を行っていくのです。

副作用がゼロというわけではない

なお、どのような治療であっても効果に個人差があるように、PRP療法についてもその効果は個人差があります。またPRP療法は副作用が少なく安全性の高い治療方法といわれていますが、副作用が皆無というわけではなく、アキレス腱のような柔軟さがある部位に血小板を投与したとき、柔軟さが失われてしまうといった副作用があります。
そのためPRP療法は患者ごとにあったPRP療法を行うことが課題です。
また、2018年現在、PRP療法は保険が適用されない自由診療です。そのため1回の治療で約3~6万円の費用がかかってしまいます。
自由診療のため費用の大きさも病院によって異なり、数十万円の治療費になってしまうところもあるようです。そのためPRP療法は副作用が少ないというメリットがある反面、大きな治療費がかかるという点がネックになっており、こちらも今後の課題になっています。

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