赤色LEDで薄毛対策なんてできるの!?

薄毛対策には様々な方法がありますが、最近注目を浴びているのが赤色LEDを利用した薄毛対策です。

 

皮膚の中まで届く

人間が目で見ることができる光は可視光といって赤や青、黄色といった色がありますが、この色の違いは波長の違いによるものです。可視光の波長は大体400 nm ~700 nmの波長で、400 nmに近い紫から、波長が大きくなるにつれて藍から青、青から緑、緑から黄、黄から橙と変化していき、700 nm近くは赤になります。

赤は可視光の中で波長の大きい光なのです。そんな大きな波長の低出力レーザー光(遠赤外線)は、皮膚の中まで届くのが特徴で、以前から血行を促進し、肌を活性化させる作用から美容業界でシミや皺の対策に利用されている技術です。美容業界で利用している低出力レーザーは、肌の繊維芽細胞やミトコンドリアを刺激し、それによって新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーが正しく行われるようになってシミやシワの改善が期待できるのです。

また低出力レーザーは、コラーゲンの生産能力も高めるといいます。

 

レーザーの危険性

頭皮のコラーゲンは抜け毛や薄毛に深い関係があることがわかっており、頭皮にレーザーを照射して薄毛治療を行うことが考え出されたのはそのような理由です。

しかし、いくら低出力とはいえ、レーザーは感電の危険性や、人体に長時間照射することによる障害などの問題があります。そこで利用されたのがLEDです。

 

認知度はまだ低い

最近では省エネということもあって、灯りにLEDを利用する人が多くなっていますが、LEDは消費電力が少なく、一定の波長を出すのが特徴です。そのLEDの中でも、波長の大きい赤色を出す赤色LED光が育毛効果があることが研究の結果わかり、注目を浴びています。

マウスに赤色LEDを照射した実験を行ったところ、2週間が過ぎたくらいから、発毛効果が見られたというのです。その結果を受けて人に対しても赤色LED光を照射する実験を行い、どのような変化があるか調べたところ、髪の毛の成長を促進する因子の増加を確認したといいます。

 

そのような実験結果があるのであれば、もっと赤色LEDの認知度が高くてもよいはずですが、以前より美容業界で使用されていた低出力レーザーに比べ、赤色LEDについてはまだ認知度が低い状態です。

それは赤色LEDの歴史が浅く、出力が弱いためですが、日本皮膚科学会でも赤色LEDの効果が認められているように、最近では赤色LEDを使ったホームケア用育毛機器なども販売されるようになっています。

 

利用上の注意

薄毛対策に期待ができる赤色LEDですが、利用する上でいくつかの注意点があります。それは赤色LEDによる対策は、頭皮に毛母細胞が残っているうちに行う必要があるということです。

髪の毛は、頭皮から3 ~5mmくらいの深さにある毛母細胞から始まります。赤色LEDはゼロから髪の毛を生み出すのではなく、毛母細胞を活性化することによって育毛、発毛を促すものですから、赤色LEDを使用するなら早いうちの方がよいでしょう。

最近は若年性脱毛症といって若いときから薄毛の症状が出る人も増えてきていることから、早めなおさらに赤色LEDを利用した方がよいといえます。

 

赤色LEDの副作用は?

どんな医薬品にも副作用の心配がありますが、赤色LEDについても妊娠中や出産後、まだ授乳している状態では、肌トラブルが発生する可能性があるため、注意が必要です。またホルモン異常やガンといった病気を患っている場合も副作用が発生する可能性があるため、赤色LEDで薄毛対策を行う場合は、医師に相談の上、行った方がよいでしょう。

赤色LEDを使った薄毛対策は、家庭用の機器を使って行う以外に薄毛治療を行っているクリニックを利用する方法もあります。しかし薄毛治療は保険が適用されない自由診療のため、治療費が大きくなることをあらかじめ承知しておきましょう。

   
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