将来ハゲがいなくなるかも!!「毛髪再生」の臨床研究が始動!

2012年、ノーベル賞を受賞したことによって世界中から注目を浴びることになったiPS細胞は、正式には人工多能性幹細胞と呼ばれる細胞で、遺伝子を体細胞へ入れることによって文化万能性と自己複製能の力が宿らせた細胞です。これが実用化されると、肺やその他の臓器を作り出すことが可能となり、再生医療が実現されることになります。簡単に説明するならば「万能細胞」で、どのような細胞にも変化させることが可能な細胞がこれにあたります。活用できる幅は非常に広いので、例を挙げてみると、火傷の痕をiPS細胞で作った皮膚によって無くすことが可能だったり、iPS細胞で悪くなった部分の臓器を作り、それを入れ替えることによって治療することが可能だったりと、とにかくほとんど何にでも活用できるのがiPS細胞の特徴となります。世界各国で様々な分野の臨床研究が急ピッチで行われており、残念ながら現在では不可能な実用化も時間の問題なのではないかと言われています。

毛髪再生にも希望の光が!

もちろんiPS細胞は毛髪に対してもアプローチされており、毛髪再生にも希望の光がさし始めています。東京医科大学と東邦大学、資生堂は2016年6月27日にiPS細胞を用いた毛髪再生の臨床研究を始めることを発表しました。これまで行われた実験では、マウスを使って髪のもとになる「毛包」を作ることに成功しており、これならば人の毛髪再生技術も向上していきそうですね。そんな夢のような話をしているところで悪いのですが、残念ながら実用化には至っておらず、難題が山積みの状態となっています。商用化に向けてクリアしなければならない問題としてまず挙げられるのが「価格」で、現段階では毛髪1本当たりに100万円以上の費用がかかってしまっているため、とても商用化はできない状態です。人工植毛技術は数百本で10万円前後ということを考えると、まだまだ価格が高すぎることが分かり、今後もこの価格の問題が最後まで付きまとうことになりそうです。

薄毛治療の現状

薄毛は治療が難しいからこそ男性がこぞって恐れているのですが、薄毛治療は徐々に技術も進歩してきていることによって不可能ではなくなってきました。AGA(男性型脱毛症)の存在が確認され、原因の究明もなされたことによって対処法も確立してきており、薬を服用することによって毛髪を再生させることが可能となっています。代表的なAGA治療薬としてはプロペシアやミノキシジルが挙げられ、AGAに対して高い効果が期待できるため人気も高く、日本国内でも服用している人も多数います。特にプロペシアはフィナステリドと呼ばれる成分が含まれており、この成分がAGAにはよく効くことになります。プロペシアのジェネリック医薬品も厚生労働省の認可が下りたことによって普及してきており、近年ではこちらも注目されつつあります。輸入医薬品を購入しなくても病院や専門治療クリニックにて処方してもらうことができますので、薄毛の悩みを抱えている際には1度相談してみることを強くお勧めします。

近い将来、毛髪再生は実現する・・・?

AGAの治療はフィナステリドが含まれる内服薬の登場によって劇的な変革をもたらされることになりましたが、しかしながら残念なことに薄毛の原因はAGAだけでなく他にもある可能性が残されており、そのためプロペシアの登場によって全てが解決されたわけではありません。iPS細胞を用いた毛髪再生の技術は実用化されることになれば、どのような原因であったとしても髪が戻ってくることになりますので、根本的な解決ができ、この点でAGA治療薬との違いが出ることになります。実用化が待ち遠しいですが、資生堂の発表によれば早くても2018年との見通しとなっており、もうしばらく辛抱が必要となりそうです。

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