育毛剤の使用は男性不妊を招く恐れがある

男性不妊の原因は育毛剤を使う習慣?

少子化の陰で注目される「男性不妊」。これは、健康な男性なのに、精液、精子数が正常よりも少なかったり、ED(勃起不全)のために、夫婦生活に支障が出たりするなどの症状を指します。

この、男性不妊は育毛剤使用を習慣とする人に多い、というのは本当なのでしょうか。

特定の育毛剤はホルモンへの作用で男性不妊を起こすことも

全ての育毛剤が男性不妊を引き起こす原因ではありません。

しかし抜け毛を抑えるタイプの育毛剤のうち、フィナステリドを含む内服薬型育毛剤の使用は、男性ホルモンを抑制する働きを持つために、副作用として睾丸の造精力低下や、ED症状、性欲減退などを招く恐れがあります。

男性不妊かも?と思ったら育毛剤使用を控えて専門医を受診

育毛剤使用後に気がかりな症状がみられたら、一旦使用を中止して様子を見ましょう。症状が継続するようであれば、専門医に相談するのが無難です。

なぜ育毛剤が男性不妊に関係がある?

男性不妊と育毛剤、一見、何の関係もなさそうな組み合わせが、なぜ、問題を起こすのでしょうか。その理由は、ホルモンの作用が関係しています。

働き盛りの薄毛は男性ホルモンが原因で起こる

phm06_0089-s (1)まだまだ薄毛の悩みとは関わりなさそうな、若い人の間で最近急増しているのが男性型脱毛症(AGA)という病気。

これは男性ホルモンであるテストステロンの働きで、脱毛を促すジヒドテストステロン(DHT)という物質が過剰に作られてしまうことによって引き起こされます。

DHTは、毛根を攻撃して毛髪の寿命を短くしてしまう効果があるため、脱毛が早まり、成長途上で抜けてしまうようになります。特に男性ホルモンの働きが活発な頭頂部では、症状が強く出て、地肌からわずかに産毛のような短い毛が出ているだけという状態にまでなってしまうこともあります。

男性型脱毛症の治療用育毛剤はホルモン剤

AGAは疾病ですから、医薬品によって治療が可能であり、専門医を受診することでプロペシア、アボルブなどの治療用内服タイプの育毛剤を処方して貰えます。

これらの薬には、フィナステリドという成分が含まれており、DHTを作るホルモンであるテストステロンを抑制して、毛根への攻撃を抑え、髪の寿命を長くする働きを持っています。

ところが、テストステロンは、同時に精巣機能に働きかけて、男性生殖器の働きを高める役割も担っています。そのため、男性ホルモンの働きを抑制することで、生殖にかかわる全ての機能が低下してしまうという副作用が起こります。

育毛剤と呼ばれているものですが、簡単に言えば、男性ホルモンを抑制するホルモン剤と言ってもよいでしょう。

育毛剤の副作用で起きる男性不妊はすぐ回復するとは限らない

これまで、AGAの育毛剤治療による男性不妊の症状は一過性のものであり、挙児希望の3か月前に育毛剤の使用を止めれば、正常なホルモン値に回復すると思われてきました。

しかし、最近では、育毛剤使用を止めても症状が年単位の継続をしているケースもみられます。症状が深刻で、そのままでは問題があると判断された場合は、積極的に治療を行うことで正常なホルモンバランスを取り戻すこともできるようです。

このような相談は、皮膚科ではなく、泌尿器科ないし、生殖外来などの専門の医師に診てもらう方が、より詳細な症状の把握ができます。

育毛剤以外にも男性不妊の原因はたくさんある

phm06_0090-s男性不妊の症状は、必ずしも育毛剤が原因だけで引き起こされたものばかりとは限りません。

育毛剤に加えて、着衣の締め付けや、肥満、ストレスなど、男性不妊を招く危険性のある事柄が重なっていることも考えられます。男性不妊の可能性が疑われるときは、このような外的要因はないかどうかも併せて調べてもらうようにしましょう。

本来、睾丸は体温よりやや、低めの温度にある時の方が、造精能力が高いことで知られています。

現代人の生活や服装には、こうした点について不利な一面があることも確かであり、育毛剤の使用によって男性ホルモンが低下すると、それが引き金となり、もともとの要因を更に悪化させて、結果的に男性不妊の症状が深刻化する場合も考えられます。

育毛剤使用を止めたときのデメリット

AGAは治療できる疾病であり、効果的な治療薬、治療方法がある反面、その薬を止めると、もとの状態に戻ってしまうという難点があります。

内服薬治療の効果が顕著であればあるほど、再び抜け毛が多くなった時の反動も大きいと言えそうです。

男性型脱毛症では、前額部と頭頂部の脱毛が特長ですから、隠すことも難しく、代替案を用意しておくことも必要かもしれません。

育毛剤で男性不妊が起こった疑いの時は速やかに受診を

AGAは治療の出来る脱毛症ですが、使われる治療薬は男性ホルモンを抑制するため、男性不妊の症状が起こる可能性があります。

気になる症状が出てきた時は、一旦薬の内服を止めて、速やかに受診しましょう。薬を止めても症状の改善がされないというときは、生殖外来などの専門医の受診が効果的です。

挙児希望がある方は、AGAの治療と、挙児希望のどちらを優先するかもあらかじめ夫婦で話し合っておくことが不可欠とも言えます。

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