女性の抜け毛や薄毛

■AGAとFAGA

抜け毛や薄毛の悩みは男性の悩みというイメージがありますが、現実には男性だけでなく抜け毛や薄毛で悩む女性の数は少なくないのです。男性の抜け毛、薄毛というと、成人男性に多いといわれるAGA(男性型脱毛症)が一般的です。AGAは遺伝的な要素や偏った食事や不規則な生活習慣によってホルモンバランスが崩れたり、喫煙や飲酒など人それぞれ、様々な原因により発症します。

AGAは男性の脱毛症のことですが、FAGA(Female Androgenetic Alopecia)は女性特有の薄毛症状を指す言葉です。AGAもFAGAもホルモンが発症の原因の一因といわれていますが、男性と女性では抜け毛、薄毛の症状が異なります。

 

■FAGAの症状

FAGA(女性男性型脱毛症)は女性の抜け毛、薄毛のことですが、男性のように頭頂部だけが薄くなったり、前頭部や角額が後退してくるという症状は現れず、頭頂部の毛髪が広い範囲で細くなって髪の毛のボリュームがなくなってしまったり、脱毛してしまうのが特徴です。またAGAもFAGAの発症にはホルモンが大きく影響しているといわれますが、FAGAは男性のAGAのように男性ホルモンによる影響や5αリダクターゼという酵素の働きがみられないのも特徴です。

女性の薄毛については加齢によって発症することから、加齢によって女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの方が大きくなるためという説もあります。しかし、女性の薄毛や抜け毛については、男性のように決定的な要因が判明していないため、ヘアサイクルの乱れが原因のひとつとして考えられています。髪の毛は一度生えたら一生そのままではなく、古くなった髪の毛が抜けて新しい髪の毛が生えてくるというヘアサイクルを繰り返しています。このヘアサイクルが正しく行われていないことによって新しい髪の毛が生えてこなかったり、新しい髪の毛が生えてきても十分に成長しないで細いためすぐに抜けてしまうことから薄毛になってしまうというのです。

 

■加齢による薄毛

ヘアサイクルには、髪の毛が成長する成長期、髪の毛の成長をストップし始める退行期、そして成長がストップし古くなった髪の毛が抜け落ちる休止期があります。女性の抜け毛や薄毛については、加齢によってヘアサイクルの休止期が長くなることにより、髪の毛の成長が遅くなり薄毛になってしまうと考えられています。加齢によって起こる脱毛は老人性疎毛症ともいわれ、これは年齢を重ねることによって皮脂の分泌が少なくなるために頭皮の状態や髪の毛の状態が劣化してしまうことです。

加齢による劣化は誰にでも起こることで避けようがないことですが、治療を受けたり、手入れを行うことによって劣化の抑制を期待できます。

 

■ダイエットは薄毛発症の原因

ダイエットの経験は男性よりも女性の方が多いといえるでしょう。そしてダイエット経験のある女性中にはウェイトを落とすために極端に食事をセーブしたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし過剰なダイエットは、頭皮の血行不良の原因となり、髪の毛の成長を妨げることになります。人間は栄養が不足すると、栄養を生命維持活動に必要な器官に優先して運ぶようになります。つまり髪の毛は後回しにされてしまうのです。その結果、頭皮に栄養が運ばれなくなり、髪の毛が十分に成長できず、髪の毛のボリュームがなくなってしまったり、細い髪の毛が抜け毛になってしまうのです。過剰なダイエットは薄毛発症のリスクを高め、薄毛の進行を誘発いてしまう場合があります。そのためダイエット中でも髪の毛の成長に必要な栄養素はしっかり摂るなど、ダイエットを行う場合はダイエットと薄毛の関係を知った上で行うようにしましょう。

 

■女性の薄毛予防

薄毛を予防するなら頭皮環境を整えることが大事です。乾燥や臭い、フケやベタつきといった頭皮トラブルは薄毛発症の原因ともなるため、保湿成分の入ったシャンプーを利用して頭皮を傷つけないようマッサージの要領でシャンプーをしたり、頭皮の血行促進を期待できる栄養バランスの取れた食事を摂るように心がけたり、育毛剤を利用するなど、症状にあった対策を行うようにしましょう。

ストレスは血管を収縮させて血流を悪くしてしまいます。血流が悪くなると頭皮に十分な栄養が運ばれなくなるため、髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。そのため薄毛予防、薄毛対策にはストレスをうまく解消することも大事です。

   
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