「薄毛リスクは遺伝子で分かる」気になる検査方法とは?

日本国内の成人男性で薄毛に関する悩みを抱えている方は、1,200万人以上もいるといわれています。

また、メンズヘルスクリニック東京や聖マリアンナ医科大学、スカルプDで有名なアンファー遺伝子情報から将来薄毛になる可能性を知り、事前に対策をする目的で行う「AGAリスク遺伝子検査」を開発しました。

遺伝子から薄毛のリスクが分かるというのはどういったもので、どのように対策ができるのか解説していきます。

 

■薄毛は男性ホルモンが影響する

薄毛のリスクが分かる遺伝子検査の詳細をご説明する前に、男性が薄毛に悩む原因について触れておきたいと思います。

毛髪には育毛サイクルがあり、このサイクルが正常であることによって健康でしなやかな毛髪が育っていきます。しかし、男性ホルモンの影響で育毛サイクルが崩れてしまうと、薄毛発症のリスクが一気に高まってしまいます。

男性ホルモンのテストステロンが毛髪の毛乳頭にある5αリダクターゼという酵素と反応することで、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変換されます。このジヒドロテストステロンが育毛サイクルに悪影響を与えてしまうことで毛髪がうまく育つことができず、成長できないまま脱毛してしまい、残っている髪も細く短くなってしまいます。

これが、薄毛を発症するメカニズムです。

 

■薄毛治療には多くの選択肢がある

薄毛との戦いは男性にとって永遠のテーマといっても過言ではなく、その証拠に薄毛治療には多くの選択肢があります。

例えば、頭皮に直接塗布する育毛剤や発毛剤、投薬治療や自身の毛根を薄毛部分に移植する手術などがあります。

また、治療に利用される薬剤にもミノキシジルやプロペシアなど多くの種類があり、海藻成分で構成されているスカルプ成分であるアルガス-3も注目を集めています。

どれも薄毛に対して一定の効果が認められていますが薄毛の原因は人によって異なり、体質や環境要因などで効果にある程度の差が生じてしまいます。

そこで注目されているのが「AGAリスク遺伝子検査」です。

 

■AGAリスク遺伝子検査の効果とは?

AGAリスク遺伝子検査を利用すれば、一人ひとりにとってより効果的な治療法や治療薬の選択が可能になります。

では、どのように遺伝子検査を行うかというと、薄毛の原因となる男性ホルモンであるジヒドロテストステロンを生成する5αリダクターゼⅠ型やⅡ型の発現量を毛包から測定します。これらの酵素の発現量は遺伝子によって左右されており、検査の結果によって薄毛対策により効果的な薬剤の選定が可能になります。

 

■遺伝子検査で薄毛発症リスクが分かる

AGAリスク遺伝子検査はその人によって最適な治療薬を選定することが目的ですが、将来的にはこの検査を受けた方の数年後の毛髪の状態を調査し、薄毛発症リスクの判定ができるようにしていくとされています。

これによってまだ薄毛を発症していない方も事前に自分が薄毛になるリスクがあるかどうかを知っておくことができるため、薄毛になることへの不安を和らげる効果も期待できます。また、薄毛をまだ発症していない人を対象に予防対策を行うことで、薄毛そのものを発症しないようにするという医療の形に変化するかもしれません。

 

■個人でも薄毛対策はできる

薄毛のリスクが遺伝子で分かるといっても、遺伝子が薄毛の原因の全てであるわけではありません。

アンファーによると、兄弟ともに薄毛を発症している一卵性双生児11組で毛量の差の調査を行ったところ、11組中5組に差があることが分かったようです。

この結果によって薄毛は遺伝子要因だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどの環境要因も大きく関係していることが判明しました。

そのため、すでに薄毛に悩んでいる方や、将来薄毛になる可能性に不安を感じている方は、運動や趣味などによるストレスの発散や、食生活の見直しや睡眠不足解消などの生活習慣の改善によって、薄毛リスクを軽減できることが期待できます。

また、日頃からジャンプ―や頭皮マッサージなどによって頭皮環境を整えることで、毛髪が元気に育つようにすることも大切です。

   
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