AGA治療の救世主「ミノキシジル」の発毛効果

AGAは年配の方だけでなく、20代などといった比較的若い年齢層でも発症するものであることから、発毛や育毛は男性にとって永遠のテーマといっても過言ではないかもしれません。AGA治療のために今まで様々な薬や治療法が開発され、一時は毛根そのものを培養しようという考えが持ち上がりましたが、現在はミノキシジルが有効な治療法として注目されています。

そこで今回は、AGA治療薬として期待されているミノキシジルの効果にスポットをあてて、発毛や育毛にどれほど有効なのかについて紐解いていきます。

 

■AGA治療の夢「毛根培養」

現在は様々な育毛剤や発毛剤が発売されている他に、AGA専門の医療機関で投薬治療を受けるなどといった治療法が開発されていますが、一時は毛根の数そのものを増やす毛根培養を行おうという動きがありました。

AGAは生活習慣や遺伝など様々な要因が考えられていますが、共通しているのは毛根が休止期に入ってしまって脱毛した後に、新しい毛根が成長しないことです。

毛根が働かなくなってAGAが進行するなら、毛根そのものを培養しようというのはかなり有効のように思えますが、残念ながら毛根培養の研究は期待したほどの成果は出ず、中止となってしまいました。

しかしその代わりに、ミノキシジルという休止期に入った毛根を活性化することが可能な薬が登場しました。

 

■発毛の救世主「ミノキシジル」登場

毛根培養の代わりに発毛の救世主として登場したのが、ミノキシジルです。

ミノキシジルは元は血圧を下げるための薬として開発されたものですが、服用した患者の毛髪が増えるという想定外の効果があり、今では育毛剤や発毛剤の成分として有効だとされています。

ミノキシジル育毛剤は、食べ物や医薬品の販売許可や安全性などを調査するアメリカ食品医薬品局が承認していることに加えて、日本皮膚科学会のAGA治療ガイドラインでも高い評価を受けており、現段階において医学的に推奨される治療法だとされています。

実際に病院による薄毛外来やAGA専門のクリニックでも、プロペシアとミノキシジルを使用した治療方法が主となっています。

 

■ミノキシジルの発毛効果

それでは、ミノキシジルにはどのような発毛効果があるのでしょうか?元々は血圧を下げるための薬だったせいか、実はなぜミノキシジルに発毛効果があるのは明確なことは分かっていません。

しかし、ミノキシジルは血管拡張作用があることから頭皮の血流が促進され、毛根が元気に育つための栄養が多く届けられるようになるためだという意見があります。

また、近年では毛母細胞を活性化させて発毛させる成成長因子と大きく関わっているのではないかという意見が有力だとされています。

ただいえることは、ミノキシジルには確かな発毛効果が報告されているうえに医療機関にも効果があると認められています。

しかも、AGAなどといった薄毛の治療の中でも生え際や頭頂部の発毛は難しいといわれていますが、ミノキシジルを多く含んでいる育毛剤や錠剤のミノキシジルタブレットを服用した場合、生え際などの改善が多く報告されています。

以上のことから、ミノキシジルと発毛の関係にはまだまだ明確になっていない部分がありますが、AGAに悩んでいる男性にとってはありがたい存在であることに変わりはありません。

 

■ミノキシジルのAGA治療効果

ミノキシジルによるAGA治療には、内服薬と外服薬の2種類があります。

内服薬はミノキシジルが血流によって直接毛母細胞まで届けられるため、育毛剤などといった外服薬よりも発毛効果が高い傾向があります。

ある患者の報告によると服用3ヵ月後くらいから毛髪が増え始め、散髪が怖くないほどにまで毛髪が復活したという報告があります。

一方で外服薬は育毛剤や発毛剤などと呼ばれているもので、日本皮膚科学会ガイドラインによると6ヵ月以上など比較的長い期間使い続けた結果、9割以上の使用者にAGA治療の効果がみられたということです。

ただし、内服薬よりは発毛効果や育毛効果の実感は薄い傾向があります。それでも内服薬より安価で手に入れることができるので、試してみる価値はあるといえます。

 

■ミノキシジル使用の注意

ミノキシジルは厚生労働省や大正製薬の資料では、使用者の約8%に頭皮のかゆみやかぶれ、頭痛などといった副作用が起こると記載されています。

これらの副作用は内服薬を使用した時に起こりやすく、ミノキシジルを服用せずに塗布するタイプの育毛剤であれば副作用は起こりにくいといわれています。

しかし、万一ミノキシジルの使用による副作用が起こった場合は、すぐに病院を受診することを推奨します。

   
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