生活習慣病予防は薄毛対策にもなる

・生活習慣の改善が薄毛対策に

男性は70%、女性は55%の人が薄毛に悩んでいるといわれています。薄毛の症状は、男性ホルモンによって起こるAGA(男性型脱毛症)の場合もありますし、ストレスからくる円形脱毛症など人によって様々で、その原因も人によって異なります。しかし栄養バランスの崩れや不規則な生活といった生活習慣に原因であるケースも多いようです。そして、薄毛の原因が生活習慣にある場合、生活習慣を見直すことが薄毛対策、そして薄毛予防になります。

 

・タバコと薄毛の関係

生活習慣の中で薄毛になるリスクを高めるものとしてタバコがあります。禁煙ブームということもあってタバコをやめたという人も多くいるようですが、何かと忙しい現代、ストレス解消の一環として習慣的にタバコを吸う人も少なくない状態です。そんなタバコが薄毛のリスクを高めてしまうのは、頭皮の健康上を保つためのビタミンCを減らしてしまうためです。タバコにタールやニコチンが含まれていますが、このタールやニコチンはビタミンCと結びつきやすいという特徴があります。タバコを1本吸うと、300mg近いビタミンCを消費してしまうのです。

そのため1日何本も習慣的にタバコを吸う人は、常にビタミンC不足という状態になってしまうのです。また、タバコには血管を収縮させる効果もあります。血管が収縮してしまうと、血行が悪くなり頭皮や髪の毛に十分な栄養が行き届かなくなるため、育毛を妨げることにもなるのです。

 

・飲酒と薄毛の関係

「酒は百薬の長」などといって適度な飲酒は健康によいといわれています。確かに控えめな飲酒の場合、その古くからの言葉の通り健康にもよいことが研究で立証されています。しかしもう一方で過剰な飲酒は様々な健康被害のリスクを高めることもわかっています。そして髪の毛にとっても過剰な飲酒は薄毛のリスクを高めることになるのです。アルコールを摂取すると、分解するのにビタミンB群が利用されます。ビタミンB群は髪の毛を育成するためのアミノ酸の代謝に必須となる栄養素ですから、頻繁に過剰な飲酒を行ってしまうと、ビタミンB群不足の状態になり、その結果薄毛を促進させることになるのです。

さらにアルコールは健康な髪の毛を作るために必要な葉酸・亜鉛・マグネシウム・カルシウムといったミネラル類、ビタミンEやビタミンAといった栄養素の吸収も阻害してしまいます。せっかく食べ物やサプリメントなどで髪の毛に良い栄養を摂取しても、過剰な飲酒によって栄養が吸収されなくなってしまえば無意味になってしまいます。

 

・スマートフォンと薄毛の関係

オフィスのIT化によって1日中パソコン画面とにらめっこという人も多いでしょう。総務省のデータによると2017年度のスマートフォンの普及率は75.1%となっておりスマートフォンは日常の必需品となっています。そのためパソコンよりもスマートフォンを見ている時間の方が長いという人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、厚生労働省が労働衛生環境管理のためのガイドラインとしてパソコンやスマートフォンの連続作業時間の目安を設けているように、パソコンやスマートフォンの長時間利用は眼精疲労や肩こりなどの原因となります。そして眼精疲労や肩こりなどは薄毛のリスクも高めてしまうのです。眼精疲労は目の周囲の筋肉が硬直し、血流が悪くなることで起こります。またパソコンやスマートフォンは同じ姿勢で作業を行うため、長時間利用すると肩や首など、体全体の血流をも悪くさせてしまいます。血流が悪くなると、髪の毛に十分な栄養が届かなくなるため、育毛がうまくいかなくなり、薄毛のリスクが高くなるのです。

 

・運動不足と薄毛の関係

男性に多いといわれているAGA(男性型脱毛症)は、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが原因の症状です。DHTという男性ホルモンには髪の発毛機能を低下させる働きがあり、その結果、薄毛となってしまうのです。このDHTは汗や尿によって体外に排出されるため、運動して体の代謝を高めることによってDHTの抑制を期待できます。また運動はストレス解消にもなります。ストレスは薄毛の原因のひとつのため、適度な運動は薄毛対策になります。

   
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