抜け毛の原因となるヘアサイクルと2つの改善策

櫛で髪をとかした時の抜け毛の量が気になったり、排水溝にたまっている抜け毛の量を見て、「もしかして薄毛なのだろうか?」とドキッとするかもしれません。

しかし、抜け毛があるからといって、それが即薄毛につながるとは限りません。

薄毛は、毛髪の成長期や休止期などといったヘアサイクルと深く関わりがあります。

 

■毛髪は毎日100本抜け替わる

毛髪には成長するためのヘアサイクルがあり、このサイクルによって毛が伸びていきます。

しかし、丈夫でハリとコシがある毛髪であったとても、生涯伸び続けることはできません。

それは、先ほど述べたヘアサイクルと深い関係があります。

ヘアサイクルには次に挙げる4つの時期があります。

 

①成長期(3年から7年)

②退行期(2週間から3週間)

③休止期(3ヵ月から4か月)

④替毛期(数週間から数か月)

 

通常のヘアサイクルは成長期が一定の期間を過ぎると退行期に突入し、毛髪の成長が止まって抜け落ち、そしてまた成長を始めるというサイクルを繰り返します。

この時、毛髪の約90%が成長期や退行期を繰り返している状態にあり、残りの10%は休止期や替毛期の状態にあります。

日本人の平均的な毛髪総数は10万本程度といわれているので、通常のヘアサイクルを考慮すると、毎日約100本は抜け替わっているといえます。

この抜け替わりの本数は誰にでも当てはまる抜け毛の範囲なので、よっぽどでない限り、櫛でといた時の抜け毛や枕に付いている抜け毛などを見て、即薄毛だと判断する必要はありません。

 

■髪が薄くなる原因はヘアサイクルにある

正常なヘアサイクルであれば、成長期から退行期、そして休止期から替毛期というサイクルを繰り返すことで、毛髪が抜けたとしてもまた生えてきて、太く長く成長していきます。

しかし、男性型脱毛症であるAGAなどを発症すると、男性の毛髪の成長期である4年から6年という期間が、数か月にまで短縮されてしまうことがあります。

つまり、毛髪が十分に成長する前に退行期に突入してしまうため、短く細い状態で成長が止まってしまった状態で、次の毛髪が生えてくるまでにしばらく期間が空くことになります。

これによって太い毛髪の数が減少し、短く細い毛髪が増えることで毛髪全体に隙間ができ、そこから地肌が透けて薄毛の状態になります。

 

■薄毛になっても髪の総量は変わらない

AGAなどの脱毛症のイメージから薄毛が進むと毛髪の数が減少し、最後は禿げてしまうというのが、薄毛に対する一般的なイメージだと思います。

しかし、このイメージは半分正解で半分間違いなのです。

それはどういうことかというと、見た目には禿げているように見えても顕微鏡で確認してみると、実は短く細い毛髪が生えているのです。

生えているといっても目には見えないくらいに短く細い毛髪であるため、一見毛髪の数が減少しているように見えますが、実際は髪の総数は薄毛が進行する前とほぼ変わりがないといわれています。

 

■ヘアサイクルの改善策①

薄毛の原因がヘアサイクルの乱れにあると考えられるということは、ヘアサイクルを正常化すれば薄毛を緩和できる可能性があります。

ヘアサイクルの改善策として考えられる方法の1つに、皮膚科や薄毛治療の専門機関であるAGAクリニックなどで診察してもらい、適切な薬を処方してもらうことが挙げられます。

 

■ヘアサイクルの改善策②

最近は育毛剤が数多く発売されていることと、処方された薄毛治療薬による副作用に対する懸念から、育毛剤を使って自分でヘアサイクルの改善に取り組んでいる人も多くなってきています。

最近の育毛剤は、厚生労働省が抜け毛の予防や薄毛に効果があると認めている成分が配合されていることと、ヘアサイクルを乱す原因となる男性ホルモンである、DHTの働きを抑制する成分も含まれているため、ある程度の効果を実感できている人も増えているようです。

これらの成分が配合されている育毛剤として、チャップアップや、イクオスあたりがおすすめだと思います。

   
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