抜け方が異常脱毛なのか自然脱毛なのか見分けるには

薄毛は生活習慣やストレスによって引き起こされることがあります。しかし、中には自然脱毛によって抜け毛が増えるというケースもあるため、ヘアサイクルの流れを知って異常脱毛か自然脱毛かを見分けることが大切です。

抜け毛のタイプとは

薄毛の対処をする前に知っておきたいのが、抜け毛のタイプです。抜け毛のタイプには2種類あり、ヘアサイクルによって自然に抜け落ちる自然脱毛と、ヘアサイクルに関係なく抜けていく異常脱毛に分けられます。ヘアサイクルとは、髪の毛が成長するサイクルのことです。毛周期とも呼ばれ、成長期・成長後期・退行期・休止期の4段階のサイクルを繰り返して毛は生え変わっています。成長期は文字通り毛が伸びている時期で、細胞分裂が行われてタンパク質が変化することで頭髪になり成長していきます。退行期は髪の毛の成長が止まり始める時期で、活発な毛母細胞の分裂が終わって毛根が小さくなり、休止期に入ると毛根が収縮して自然脱毛していきます。

毛髪の場合、ヘアサイクルは2〜6年程度で、寿命を終えて髪の毛が抜けるとまた成長期に向かって準備が行われるようになっていきます。抜けてから次の成長期に入るまでは3ヶ月ほどの期間がかかります。問題なのが異常脱毛で、これはヘアサイクルに関係なく毛が抜けてしまう状態です。この抜け毛が多い状態が続くと薄毛につながっていきます。

自然脱毛と異常脱毛の見分け方

ヘアサイクルが正常で自然脱毛したものか、それとも生活習慣やストレスなどが原因で異常脱毛したものなのかは判断がつきにくいですが、毛先を見れば判断することができます。自然脱毛の場合は、抜け毛の毛先に丸いふくらみがついています。毛先がマッチ棒のような状態になっていると自然に抜けた毛髪です。対して異常脱毛の場合は、抜け毛の毛先に丸いふくらみはなく、先端が尖った状態になっています。毛先が尖った状態であれば薄毛になってしまう可能性があるため、きちんとケアしていくことが大切です。加えて、抜けた毛の先端に白い汚れのような皮脂がついている場合は、頭皮に皮脂が多く分泌されていることが考えられます。

また、毛質も異なります。自然脱毛の場合は、元気な毛髪なので太く硬くハリがあり、色も黒々としています。異常脱毛の場合は正常な状態ではないので、細く柔らかい状態で色も抜けてしまっているケースが多くあるため注意が必要です。

薄毛になる原因

薄毛になる原因には様々なことが考えられます。特に多いのが遺伝によって起こるAGAという進行性の脱毛症です。AGAの原因は男性ホルモンと言われており、男性ホルモンが多く分泌されることによって引き起こされます。また、生活習慣の乱れやストレスが溜まってくることによってホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが増えてしまい薄毛につながっていきます。男性ホルモンが増えると皮脂が多くなり、毛穴が詰まって頭皮環境が悪化して毛が抜けやすくなるなど、ヘアサイクルも乱れてしまいます。

生活習慣の乱れとして具体的には、脂質や糖質の多い食事に偏ると皮脂が過剰分泌されやすくなる、喫煙によって血行が悪くなって毛に栄養がいかなくなるなどが挙げられます。

自分でできるケア

自分でできる薄毛ケアの一つが「ヘアサイクルを正常に戻す」ということです。ヘアサイクルを正常にするためには、ホルモンバランスを整える必要があります。そのためには生活習慣から見直して、規則正しい生活や、脂質や糖質を抑えて野菜を中心とした食事にする、喫煙をやめるなどが効果的です。また、ストレスを溜めないようにすることも大切です。外側からのケアとしては、低刺激シャンプーを使って頭皮環境を整えながら、マッサージなどを行って頭皮の血行を良くして髪の毛に栄養を行き渡らせやすくする、育毛剤を使用するなどが良いとされています。

クリニックでのケア

AGAなどの薄毛の場合は自分だけでケアすることは難しいため、クリニックでの治療が効果的です。クリニックでは色々な治療を行うことができます。薬を内服することによって原因となる男性ホルモンを抑制したり、血行を良くすることによって発毛を促すなどの治療があります。それ以外にも、育毛成分を直接頭皮に注入する治療やレーザー治療なども行われています。様々な治療方法がありますが、早期に対処することによって薄毛は防げます。

   
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