昔から薬として親しまれてきたセンブリの育毛効果とは

昔から薬として親しまれているセンブリ

senburi胃の中の食べ物がうまく消化できないとき、下痢や腹痛で苦しんでいるときなどに用いられる自然由来のものとして、センブリという植物が古くより用いられてきました。

センブリは、日本を始め中国や朝鮮半島の山地に生息し、夏から秋にかけて可憐な花を咲かせる植物です。センブリはその外見とは裏腹に、煎じて服用する際には強い苦みを発するものであり、その名前の由来も「1000回振ってもまだ苦い」というところから来ているとのこと。

生薬やお茶として用いるときは、根から茎、葉、花に至るまで全てを使用し、乾燥して煎じます。

このセンブリは、家庭薬として絶大な効果を発揮するものとして知られており、胃腸の機能低下や食欲不振にももちろん、殺虫剤としても重宝されていました。

日本古来の生薬として広まったものであり、同じく生薬として親しまれてきたドクダミやゲンノショウコと並んで日本の三大民間薬ともされています。近年、このセンブリは育毛に対しても有効だと言われ、注目を集めています。

毛根や頭皮を活性化させる

古くからセンブリに認められてきた健胃作用は、主には苦味を構成している成分やその他消化を助ける働きをする成分によってもたらされるものです。その中の成分が、毛髪の健やかな生育にも効果があると認められたことで、近年センブリから抽出されるエキスが積極的に発毛に利用されるようになってきました。

胃腸の働きを活発にする作用や血行を促進させる作用が、活動を停滞させている毛根や頭皮の活性化にもつながるのではないかという考え方です。

苦味成分が毛髪の成長を助ける

センブリに含まれる成分には、アマロスエリン・アマロゲンチン・スエルチアマリンなど多数の苦味成分が含まれており、それらは苦味配糖体と呼ばれる物質群です。

苦味自体が食欲を刺激する要因になるとされている他、胃腸を刺激しその活動を活発にする働きがあると言われています。

さらに、その苦味配糖体の1つであるスエルチアマリンやキサントンは、血管を拡張させる作用を持ち、血行を良くすることも知られています。こうした成分の機能によって健胃作用がもたらされるわけですが、その作用はそのまま頭皮や毛根にも応用することができるという説が有力になってきたのです。

頭皮や毛根組織を適度に刺激し、さらに血行を促進することで毛髪の成長を助けるということです。

センブリの育毛効果とは?

センブリの効能は胃腸に関わるものだけではありません。近年特に注目されているのが育毛に対する効果。

育毛剤やシャンプーなどにも積極的に配合されるようになっており、一定の効果が期待できるものとされているようです。

発毛に必要な要素とセンブリ

薄毛に関して悩んでおられる方なら、毛髪が抜ける、健康な髪が生えてこないといったトラブルについてどういったことが原因で、どのようにすれば改善されるのかといったことを調べたことのある方も多いでしょう。

その中でよく語られているのは、「頭皮への血流が停滞している」「毛根周辺組織の機能が働いていない」といった理由です。

もちろんこれだけが薄毛の原因の全てではありませんが、こういった要因も十分に考えられるということです。

血流が滞ると毛髪を育てるための栄養分が行き渡らず、さらに毛髪を生成するべき組織が休止してしまっていると、毛を生やそうにもその働きが機能しないということになります。このように、眠っている頭皮と毛根の機能を呼び覚ます成分がセンブリに含まれていると考えられています。

発毛に効果的と言われる成分

senburiflowerセンブリに含まれる苦味配糖体には、アマロスエリン・アマロゲンチン・スエルチアマリンなど多くの種類があります。これらによってセンブリの強烈な苦みがもたらされるわけですが、その苦味は味覚を刺激し、唾液や胃液の分泌を活発にすることで消化を助けると言われています。

こういった刺激を与える成分でも、特にスエルチアマリンは強い作用を持ち、血行促進効果も期待されます。さらに、キサントンという成分も併せて毛細血管を拡張し、血の巡りをよくすることで発毛を進める一助となります。

さらに、苦味配糖体のアマロゲンチン・アマロスエリンには毛母細胞を刺激し、毛根周辺組織の機能を活性化させる作用があることもわかっています。これらの成分がうまく作用すれば、健康な発毛に導くことができるのです。

センブリの使用方法

本来胃腸への効能を期待されているものであるため、センブリを用いるときは生薬として煎じるか、お茶として抽出するかという方法が採られてきました。

もともと胃腸への作用も、栄養成分が体内の酵素やホルモンなどの機能を促進させるといった生体反応を期待するものではなく、消化器官を何らかのアプローチで刺激することによるダイレクトな動きを想定したものですから、センブリの各成分に直接触れた箇所にしかその効果を発揮しないと言うこともできます。つまり、健胃薬として用いるなら、薬やお茶にしてそのまま飲むのが最適なのです。

しかし、これを育毛に使用するとなると、服用ではあまり意味がなくなります。

飲んだところで、直接頭皮や毛根に刺激を与えるものではないためです。センブリの力を毛髪にもたらすなら、直接頭皮に塗布する方法を採るべきということになります。具体的には育毛剤やシャンプーといったケア剤に配合されたものを用いるのが一番でしょう。

副作用の心配もなし

昔から日本で親しまれ、確かな効能を示すものとされてきたセンブリ。最終的に体組織に刺激を与えることでその機能を向上させることが大きく期待されるものです。

刺激といっても人体に有害なものではなく、特に副作用を心配する必要はありません。

この記事を読んだあなたへおすすめの記事

Newバナー前ランキングなし_001
   
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

人気記事\

Sorry. No data so far.

ページ上部へ戻る